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1/25 群馬で日本酒と郷土文化を楽しむツアーを開催しました

2025年1月25日

フランス・カンヌでの商談会「ILTM Cannes」で出会ったお客様をお迎えし、日本酒造りや郷土料理を通じて群馬の魅力を体感いただきました

昨年12月に参加したフランス・カンヌでの旅行商談会「ILTM Cannes」にて出会った日本酒好きの方を、群馬へご案内しました。今回の来日は、1月に東京で開催された富裕層向け旅行商談会「Connections Luxury」に合わせたもの。同じタイミングで来日していた他の参加者の方々も加わり、賑やかなグループで群馬へと向かいました。

 

東京から新幹線で約1時間、群馬の駅のホームへ降り立った瞬間、参加者の皆様はその澄んだ空気に驚きを隠せませんでした。「東京からこんなに近いのに、まるで別世界のようだ!」という声が次々と上がり、早くも旅の特別感が増していきました。

そこから車に乗り換え、最初の目的地である大利根酒造へ。

今回は、特別に蒸米の工程を見学できるよう、蒸し始める時間を1時間遅らせていただきました。蒸し上がる瞬間に立ち会うことができ、蒸米を麹米に変える工程や、もろみに新たな蒸米を加える過程を間近で見学。「ワインと違って、日本酒には麹カビが必要なんですね!カビを食べるって大丈夫なの?!」と驚かれる場面も。さらに、日本酒用のお米と食用米の違いについても初めて知った方が多く、ワインとの比較を交えながら活発な質問が飛び交いました。

 

昼食は、築250年の南郷の曲屋(まがりや)にてそば打ち体験を行いました。ここのそばはそば粉の割合が多く、風味が豊かで、私もお気に入りの場所です。

パン作りの経験がある方が多く、皆様慣れた手つきで生地をこねていました。打ち立てのそばをその場でいただきながら、地元の田舎料理も一緒に楽しみました。特に金時豆の甘さには驚かれ、「日本の家庭料理の奥深さを感じる」と感動の声が上がりました。

 

旅の締めくくりは、永井酒造のプレミアムテイスティングルーム「SHINKA」での日本酒テイスティング。

まずはシャンパンと同じ製法で造られたスパークリング日本酒で乾杯し、その開発秘話を伺いました。その後、同じ日本酒を冷酒とお燗で飲み比べるという、繊細な違いを楽しむテイスティングも実施。日本酒初心者の方もいらっしゃいましたが、「同じお酒なのに温度でこんなに変わるなんて!」と驚きの連続でした。

 

今回のツアーに参加された方々は、普段は富裕層向けの旅行を企画・販売されているプロフェッショナルの皆様でした。しかし、「こうしたローカルな体験こそが、本物の日本を感じる旅だ」と口々におっしゃっていました。

このような体験を通じて、地域の魅力をより深く伝えることができたことを嬉しく思います。これからも、日本各地の素晴らしい文化や伝統を発信し続けてまいります。

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